「新型うつ・育児うつ」の本当の原因は、脳ではなく「首コリ」

2020年10月01日

今や社会現象と化した「うつ病」ですが、

なんとうつ患者の95%は、首コリ由来の「新型うつ」であると分かってきました。

実は「育児うつ・産後うつ・育児ノイローゼ」もその一つと言われています。

      【目次】

1.「真性うつ」と「新型うつ」の違いについて知っておくべきこと

2.なぜ、自律神経が失調すると「新型うつ」になってしまうのか?

3.気を付けたい「育児うつ・産後うつ」について

4.「抗うつ剤」を飲み続けると起きる弊害について

5.まとめ

 

 

1.「真性うつ」と「新型うつ」の違いについて知っておくべきこと

今や、精神科がパンク寸前になるほど増え続けている「うつ病」ですが、

気を付けたいことは、「真性うつ」「新型うつ」であるかを正しく区別すること!

 

「真性うつ」は脳の病気であり、理由もなく涙が止まらなくなるなど、

主に「精神」に異常をきたす脳の病気です。

世界的にみても発症率の低い原因不明の精神疾患です。

 

一方、「新型うつ」や「プチうつ」「育児うつ」は脳には問題がなく、

原因は「自律神経失調」にあります。

気分や天気によって症状が、左右する傾向があります。

真性うつ患者が、「精神の異常」を訴えるのに対し

「新型うつ患者」は、精神面だけでなく、身体的不調を訴えるのが最大の特徴です。

 

一見、同じようにみえる「うつ症状」ですが、原因や対処法は異なるので注意が必要です。

 

 

2.なぜ、自律神経が失調すると「新型うつ」になってしまうのか?

 

「新型うつ」は「首コリ」によって引き起こされることが研究によって分かってきました。

上図のように、首には、自律神経が巡っています。

長時間、うつむき姿勢でスマホやパソコン作業をしていると、首の筋肉が硬くなっていきます。

すると、首の筋肉が、たえず副交感神経を圧迫し、頭痛、めまい、冷え、胃の不調、不眠、ホットフラッシュ、慢性疲労など「様々な身体的不調」を引き起こします。

ひどくなると、精神症状まで来すようになり、ふさぎ込み、不安感、イライラ、気が滅入る、

友達とは出かけられても仕事になると体が動かなくなる場合もでてきます。

 

 

3.気を付けたい「育児うつ・産後うつ」について

乳児をもつママは、授乳したり、オムツを取り替えたり、抱っこをしたり

一日中、うつむき姿勢でいることが多く「首コリ」が発生しやすい状況にあります。

首コリによって、副交感神経が圧迫されると、かわいいはずのわが子にイライラしたり、

無性に悲しくなったりと、心身共に疲弊してしまいがちです。

「育児うつ・産後うつ」の原因は「性格の問題」ではありません!

首コリによる「自律神経失調」が原因です。

育児中は「うつむき姿勢」が長くならないよう、首を休ませる時間をつくるようにしましょう。

 

 

4.「抗うつ剤」を飲み続けると起きる弊害について

「うつ」の本当の原因は脳ではなく、首コリにあるのに

長年「抗うつ剤」を飲み続けている人が後を絶ちません。

安易に薬を飲み続けると、自分で脳をコントロールできなくなり、突発的に自殺を図るという深刻な事態にもなりかねませんので、注意が必要です。

 

出典:首コリは万病のもと 松井孝嘉先生

 

5.まとめ

「うつ」や自殺が増えている背景には、テレワークによる長時間のデスクワーク、スマホ操作、

ゲーム機の使用によって「首コリ」が以前よりますます悪化している問題があります。

首を巡っている自律神経は、皮下5㎝以上にあるため、

残念ながらマッサージでほぐすことは出来ません。

 

鍼なら、自律神経を圧迫している、首の筋肉をピンポイントで、ほぐすことが出来ます。

Mari鍼灸Salonでは、うつ症状をおこしている原因の筋肉に対して、鍼先で丁寧にほぐしていきます。3か月ほど、鍼の施術を続けていくと、気分の落ち込み、わけもない不安感、イライラ、焦燥感が消失してくる方がほとんどです。

身体的不調を伴っている「うつ」でお悩みの方は、ぜひご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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