首コリ、首が痛い!ストレートネックと診断された場合の対処法

2021年08月17日

長引くテレワーク、パソコン作業、スマホ操作などで「首コリ」を訴える方が急増しています。


長時間のうつむき姿勢は、首を支えている深層筋が、硬くなるため、
首本来の湾曲がなくなり、頸椎が直線的になってしまいます。
これを「ストレートネック」といって、頭を支えるためのクッション機能が低下しているため
首への負担が大きく「首コリ」が悪化しやすくなります。

 

整形外科でストレートネックと診断されたら

整形外科を受診し、「ストレートネック」と診断されたとしても、生まれつきだから仕方ない、
特別な対処法もないまま、多くの場合は、痛み止め湿布を渡されて終了です。

実はストレートネックは、生まれつきの骨の異常ではありません!
長時間のうつむき姿勢による首の深層筋のコリが原因なのです。
「首の深層筋の緊張や拘縮」を柔らかくしていけば、ストレートネックは解消されます。

 

ストレートネックを放置すると痛みが悪化しやすい

「ストレートネックの原因は、首コリである」ことはご理解いただけたかと思います。
首周りの筋肉が疲労し、筋肉が過剰に緊張すると、痛みを感じる神経が過敏になるため
「首コリによる痛み」が頻繁に起きるようになってしまいます。

ここまでくると、放っておいても自然に症状が良くなることは難しく「痛み止め」
頼ってしまう方も少なくはありません。

 

痛み止めでさらに、首コリの症状が悪化しやすい

実は「痛み止め」に含まれる鎮痛成分は、痛みを麻痺させているだけで
痛みの元を取り除く働きはありません!

しかも鎮痛剤が切れると、前より痛みがさらに強く感じる様にできているのです。
痛み止めなどの鎮痛剤を常用しているうちに、痛くなる頻度が増え
痛みはさらに強くなってしまうので注意が必要です。

痛みをとるために薬を飲み、一時的に痛みが麻痺されたとしても、再び強い痛みが
やってくるのだとしたら、何のために薬を飲んでいるのか分かりませんね。

 

首の痛みをとるには、首の深層筋をゆるめていくと解消

 

ストレートネックによる首の痛みをとるには、首をささえている深層筋を緩めていく
ことによって痛みが根本的に解消されます。
首の深層筋は、皮下5㎝以上奥にあるためマッサージでは良くなりません。
いくらマッサージしても深層筋まではほぐす事はできません。

ストレートネックの原因になっている、深層筋のコリをダイレクトにほぐす事ができるのは
唯一、鍼しかないと私は考えています。

Mari鍼灸Salonでは、首の痛みの原因となっている「深層筋」の緊張やコリを鍼先で
丁寧にほぐしていきます。根気よく、丁寧に鍼先でほぐしていくうちに、徐々に筋膜が
はがれ、ジャリジャリとした触覚を指先に感じられるようになります。
すると、筋肉がある瞬間にフワ―っとほぐれ柔らかくなります。平均6回ほど鍼をすると
痛みはかなり楽になります。

 

 

まとめ

整形外科でストレートネックと診断された方痛み止めを飲んでも効かない方は、ぜひ一度
ご相談ください。ストレートネックを放っておくと、自律神経が失調しやすくなり
頭痛、めまい、耳鳴り、疲労感、気圧の影響を受けやすくなったり、不眠、異常な発汗、
胃腸障害、更年期障害、不安感、不整脈、動悸、イライラを感じやすくなることが分かっています。ひどくなる前に、鍼をお試しいただけたらと思います。

 

Mari鍼灸Salon 院長・森田真理

Mari鍼灸Salon 院長・森田真理

 

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