長引くテレワーク、パソコン作業、スマホ操作などで「首コリ」を訴える方が急増しています。
長時間のうつむき姿勢は、首を支えている深層筋が、硬くなるため、
首本来の湾曲がなくなり、頸椎が直線的になってしまいます。
これを「ストレートネック」といって、頭を支えるためのクッション機能が低下しているため
首への負担が大きく「首コリ」が悪化しやすくなります。
整形外科でストレートネックと診断されたら
整形外科を受診し、「ストレートネック」と診断されたとしても、生まれつきだから仕方ない、
特別な対処法もないまま、多くの場合は、痛み止めや湿布を渡されて終了です。
実はストレートネックは、生まれつきの骨の異常ではありません!
長時間のうつむき姿勢による首の深層筋のコリが原因なのです。
「首の深層筋の緊張や拘縮」を柔らかくしていけば、ストレートネックは解消されます。
ストレートネックを放置すると痛みが悪化しやすい
「ストレートネックの原因は、首コリである」ことはご理解いただけたかと思います。
首周りの筋肉が疲労し、筋肉が過剰に緊張すると、痛みを感じる神経が過敏になるため
「首コリによる痛み」が頻繁に起きるようになってしまいます。
ここまでくると、放っておいても自然に症状が良くなることは難しく「痛み止め」に
頼ってしまう方も少なくはありません。
痛み止めでさらに、首コリの症状が悪化しやすい
実は「痛み止め」に含まれる鎮痛成分は、痛みを麻痺させているだけで
痛みの元を取り除く働きはありません!
しかも鎮痛剤が切れると、前より痛みがさらに強く感じる様にできているのです。
痛み止めなどの鎮痛剤を常用しているうちに、痛くなる頻度が増え
痛みはさらに強くなってしまうので注意が必要です。
痛みをとるために薬を飲み、一時的に痛みが麻痺されたとしても、再び強い痛みが
やってくるのだとしたら、何のために薬を飲んでいるのか分かりませんね。
首の痛みをとるには、首の深層筋をゆるめていくと解消
ストレートネックによる首の痛みをとるには、首をささえている深層筋を緩めていく
ことによって痛みが根本的に解消されます。
首の深層筋は、皮下5㎝以上奥にあるためマッサージでは良くなりません。
いくらマッサージしても深層筋まではほぐす事はできません。
ストレートネックの原因になっている、深層筋のコリをダイレクトにほぐす事ができるのは
唯一、鍼しかないと私は考えています。
Mari鍼灸Salonでは、首の痛みの原因となっている「深層筋」の緊張やコリを鍼先で
丁寧にほぐしていきます。根気よく、丁寧に鍼先でほぐしていくうちに、徐々に筋膜が
はがれ、ジャリジャリとした触覚を指先に感じられるようになります。
すると、筋肉がある瞬間にフワ―っとほぐれ柔らかくなります。平均6回ほど鍼をすると
痛みはかなり楽になります。
まとめ
整形外科でストレートネックと診断された方、痛み止めを飲んでも効かない方は、ぜひ一度
ご相談ください。ストレートネックを放っておくと、自律神経が失調しやすくなり
頭痛、めまい、耳鳴り、疲労感、気圧の影響を受けやすくなったり、不眠、異常な発汗、
胃腸障害、更年期障害、不安感、不整脈、動悸、イライラを感じやすくなることが分かっています。ひどくなる前に、鍼をお試しいただけたらと思います。
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