老化にアクセルをかける「交感神経」
老化にブレーキをかける「副交感神経」
実は、アンチエイジングの鍵は「自律神経」にあったのです。
【目次】
1.40歳から「老化」が加速するわけ
2.自分の意志ではコントロールできない「自律神経」
3.自律神経はバランスが大事!
4.なぜ「副交感神経」が下がってしまうのか?
5.まとめ
1.40歳から「老化」が加速するわけ
「女性の場合は、40歳をメドに”副交感神経”がガクンと下がりはじめます」(順天堂大学医学部教授・小林弘幸先生)
副交感神経が下がると、血流がわるくなるため、髪はゴワゴワ、薄毛、白髪になりやすくなったり、肌荒れ、くすみ、シミ、タルミが目立つようになります。疲れ、不眠、太りやすくなるのも、そのせい。
さらに判断力、決断力、集中力まで低下し、イライラ、怒りっぽくなります。
オシャレやメイク、異性にトキメキがなくなったきたら、副交感神経が下がってきている可能性があります。
2.自分の意志ではコントロールできない「自律神経」
「自律神経」は脳から全身にはり巡らされており、私たちの意志ではコントロールできません。
私たちの呼吸や体温、発汗量、消化活動を24時間やすむことなく自動コントロールしてくれている「自律神経」は健康な人であれば
日中に「交感神経」がはたらき
夕方から夜にかけて「副交感神経」がはたらきます。
3.自律神経はバランスが大事!
交感神経(戦闘モード) | 副交感神経(安静モード) | |
メンタル | イライラ、焦り、不安 | リラックス、安心 |
呼吸 | 浅い、早い | ゆったり、深い |
老化スピード | 老化がはやい | 老化しにくい |
発汗 | 手足に汗、脇汗、寝汗、ホットフラッシュ | 手足サラサラ、脇汗なし |
免疫力 | 免疫力低下、感染しやすくなる | 免疫力アップ |
血管 | 冷え、めまい、むくみ | 全身ポカポカ、血行がよい |
消化活動 | 食欲不振、胃もたれ、便秘、下痢 | 食欲アップ、消化力が高い、快便 |
筋肉 | 首コリ、肩こり、背中こり | 全身の筋肉がやわらかい |
睡眠 | 不眠、眠りが浅い、食いしばり | 安眠、朝までぐっすり |
4.なぜ「副交感神経」が下がってしまうのか?
首には「自律神経」が集中しています。←ここがポイント!
うつむき姿勢のまま、長時間パソコン作業したり、スマホ操作、家事や育児をしていると、首がだんだん凝ってきませんか?
「慢性的な首コリ」によって、自律神経が圧迫されることで「交感神経」が高まり
「副交感神経」が年齢とともに下がってしまうのです。
5.まとめ
若さを維持していくには、いかに「副交感神経を高めていけるか」がポイント!
長時間のうつむき姿勢で、首の深層筋がこっている人は、副交感神経が低く、老化のスピードもい速くなる傾向があります。
首の深層筋は、皮下5㎝近くにあるため、指でほぐすことは難しいでしょう。
鍼ならば、容易に皮下5㎝にある「首の深層筋」をほぐすことが出来きます。
自律神経が乱れている人、副交感神経が低めの人、いつまでも若さを維持していきたい人は、一度ご相談ください。お力になれます。