もともと左目の眼圧が高かった40代のお客様。
鍼灸を週1ペースで受診し、2か月経過したある日、眼科で検査したところ
見事に、左目の眼圧が下がったそうです!
こんな方が眼圧が上がりやすい
✔ デスクワーカーの方
✔ 長時間、パソコン、スマホを見る方
✔ 強いストレス、イライラ、不安感が強い方
✔ 運動不足の方
✔ 食いしばりのある方
✔ 睡眠時無呼吸症候群の方
✔ 首、肩こりが慢性化している方
✔ 血圧にトラブルのある方(低血圧、高血圧)
✔ 糖質が多い方、血糖値高め、糖尿病
✔ 片頭痛のある方
眼圧が高いと、どうなるの?
眼圧が高いまま、放っておくと視神経にトラブルが生じ、やがて緑内障となります。
しかしながら、緑内障はかなり進行した状態でないと自覚症状は見られません。
症状が進行すると、少しずつモヤがかかった見え方になり、白目が充血するといった
症状が現れたり、片頭痛、片目だけに眼痛や視力低下、瞳孔が開く場合があります。
いったん緑内障まで進行すると、回復することは難しく、視野の一部が見えなくなるなど失明の危険性がありますので、目を酷使している方は、ぜひ最後までお読みくださいね。
なぜ鍼灸で眼圧が下がるの?
実は、首の皮下5~10㎝奥には自律神経が巡っています。
ストレートネックの方、うつむき姿勢の方、長時間のデスクワーカーの方は、首の筋肉が拘縮しやすく、自律神経が圧迫され、失調しやすい状況になっています。
首コリがある方は、常に交感神経が過緊張になっているため、眼圧が高くなったり、瞳孔が開きっぱなしになったり、涙が出にくくなります。
眼圧を下げるには、皮下5~10㎝奥まで首のコリをやわらげ、自律神経の圧迫を解除してあげる必要性があります。マッサージや温熱、ストレッチでは、皮下5~10㎝奥まで緩めるのは困難ですが、鍼ならピンポイントで、障害を起こしている原因の筋肉を和らげることができますので、眼圧の上昇を防ぐことが出来ます。
眼圧の上昇を下げるためにやるべき習慣5選
①1時間、画面を見たら10分休憩をいれよう!
パソコンや携帯の画面を至近距離で、1時間近く凝視し続けると、脳波がγ波になります。このγ波は、強い恐怖やストレスを感じた時に現れるアドレナリンと同等で、いわゆる戦闘モード!!
目が血走り、まばたきが減り、呼吸が浅く、イライラ、焦燥感、血管が収縮するため首や目の筋肉ががコリ、手足などが冷たくなります。きっと心当たりがある方も多いのではないでしょうか?
「1時間、画面を見続けたら10分、目を休ませる」これ鉄則です!
②ディスプレイを明るくし過ぎない
明るすぎる画面は、刺激が強く眼精疲労を招きます。眼精疲労を訴えているお客様に限って、眩しいほど明るいディスプレイにしている傾向があります。画面に直射日光が当たっていないか、明るすぎないか、今一度チェックしてみてくださいね。
③うつむき姿勢に気を付けよう
上図をご覧ください!
頭の重さは、約4~6㎏程度ですが、うつむけば、うつむくほど、首への負担が倍増するってご存知でしたか?パソコンやスマホを見るときは、目の高さに画面がくるように調整してみましょう。
④寝る2時間前にブルーライトから離れよう
パソコンやスマホの液晶から発するブルーライトは、眠気を誘うメラトニンの分泌を抑制することが分かっています。寝る2時間前は画面から離れることがポイント!
先日、良くないと分かりつつ、寝る直前までスマホで調べものをしていた私。寝つきは良かったものの、夜中の2時くらいにハッと目が覚めた後、続いて3時、4時と1時間おきに目が覚め、眠りが浅いわ、疲れが抜けないわ、朝からグッタリでした。反省!
寝る2時間前が難しい方は、せめて1時間前には、ブルーライトから離れることが大切です。
⑤1時間に1度、こまめにツボ押しをしよう
眉頭の凹みに位置する「攅竹 さんちく」
眼圧が高めの方や、眼精疲労のある方は、押すと激痛が走ります。
1時間に1度、こまめに攅竹を押してあげると、眼圧の上昇や眼精疲労を和らげる作用が期待できます!ぜひトライしてみてください。
まとめ
点眼薬をさしたり、薬でも回復が難しい方は、強い首コリがある可能性があります。慢性的な首コリは、自律神経失調、眼圧上昇や目の瞳孔が開きっぱなし、ドライアイを招きやすくなります。
根本的に解消したい方は、ぜひ鍼灸に挑戦してみて下さいね。
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