皆様、こんにちは!
今回は、老化の最大の原因となり得る「糖化」について解説させて頂きます。
「糖化」とは、食事などで摂った糖が、たんぱく質(コラーゲン)と結合し、細胞などを劣化させる現象。進行すると、お肌のシミ、くすみ、シワとなって現れます。さらに悪化すると、AGE(最終糖化産物)と化し、多くの病気の原因となる事が知られています💦
残酷!悲惨!老け顔時代の私
現在、私は50歳。40代後半にさしかかった頃、私の肌は、長年に渡るアルコールの過剰摂取、果糖で糖化が進行し、とうとう肌はボロボロ!クスミ、シミ、クマ、ほうれい線が目立つオバ顔になってきました💦ちょうど、幸いコロナ渦でマスクで肌を覆い隠すことが出来たため、老け顔を何とかカモフラージュしていました(苦笑)
49歳だった頃の私。長年のアルコール摂取と果糖で、肌の劣化が相当ヒドイです💦2021年12月1日に、断腸の思いで断酒をスタートし、40日経過した頃の画像。(断酒は現在も続行中♬)この頃は糖化の元凶である「果物」を摂取していたため、断酒による肌変化は、見られない。
右の写真は50歳。果物断ちをしてから30日後、一気に黄ばみ、クスミ、色素沈着が改善された!
【撮影:モイスティーヌ】
もはや知らないでは済まされない!果糖の怖さ!
ケーキや和菓子、スナック菓子は体に悪いけど、果物なら良かれと思って、口にしていた私💦2022年9月に、サロンに通っていらっしゃる美人で白雪姫のような白肌のお客様に、その美肌の秘訣を伺ったところ、驚くべき回答が返ってきたのでした!
なんと数年前までは、日焼けをしていないにも関わらず、原因不明の、肌のクスミや黄ばみで悩んでいたそう!(全くもって信じられませんが・・・!!)そこで果物断ちをしたところ、クスミや黄ばみが一気に解消され、肌が驚くほど白くなったそうです!その白さは毎年、毎年、記録更新され、現在、誰もが羨むほどの透明感のある白雪姫のような美しさになられたそうです☆彡
あまりにもリアルな実体験を聞いてしまった私は、断酒に継ぐ、第2弾!愛してやまなかった果物も断ちました!するとどうでしょう!1か月もしないうちに頑固なシミ、ソバカスが薄くなり、黄ばみもかなり改善されました☆
「脳の栄養不足が老化を早める!溝口徹著」の果糖に関する記述を引用させていただきます。
一見、ヘルシーなイメージのある果物は、砂糖に比べ、糖化を起こす率が300倍と非常に高いため、糖化しやすいのです💦理由は、砂糖を摂取した場合、血糖値が上がり、それを下げるためにインスリンが分泌され、血糖値を下げるように働きます。
しかし果糖の場合は、インスリンの分泌を促しません!!そのため細胞内に糖がどんどん入ってしまうため、糖化のスピードがとても速く、しかも太りやすいのです💦大量の果糖が含まれるスムージーも同様!ドライフルーツもNGです!生のものより糖分がうんと凝縮されていますし、砂糖で味付けされている場合もあるからです。
それでも果物をどうしても食べたい!というチャレンジャーの方は、ブルーベリーなど出来るだけ甘くないものを食後に少量だけ摂る、もしくは無糖のヨーグルトとあえると、糖化のリスクが軽減されるそうですよ。
肌の劣化だけではない!糖化は健康をも蝕む
私たちの体を構成するたんぱく質の30%は、コラーゲンで出来ています。コラーゲンは、肌はもちろん、骨、軟骨、関節、歯、血管、髪、目もコラーゲンで構成されています。
飲食で摂ったAGE(最終糖化産物)の7%は、たんぱく質であるコラーゲンと結合し、コラーゲンを変性、破壊していくことが分かっています。
●AGEが皮膚に蓄積すると、肌の弾力が失われ、タルミ、シワ、黄ばみ、シミが進行します。
●AGEが髪に蓄積すると、抜け毛、白髪、うねり、パサつきが目立つようになります。
●AGEが骨、軟骨に蓄積すると、骨粗しょう症、骨折、関節痛、膝痛、五十肩、ヘルニア、変形性関節症、リウマチ、歯の黄ばみ、入れ歯、腰が曲がる、身長が縮む、寝たきりの要因になります。
●AGEが血管に蓄積すると、脳梗塞、心筋梗塞、動脈硬化、糖尿病の合併症を引き起こします。
●AGEが目に蓄積すると、白内障、網膜症、加齢黄斑変性症になります。
●AGEが脳に蓄積すると、脳出血、認知症、アルツハイマーが進行しやすくなります。
このようにAGEが蓄積することで、体を確実に老化へ導き、ゆっくりミイラ化させていきます。糖化こそが、まさに老化、病気の元凶といっても過言ではありません💦
糖化を防ぐために、実践したいこと7選!
1.いきなり血糖値を爆上げさせない
空きっ腹に、ビール、泡、ジュースを飲む習慣のある方は大量のAGEが発生し、老化の道まっしぐら⚠なるべく炭酸水など無糖のものを!アルコール好きの方は、空きっ腹に飲むのを控え、食後にたしなむ程度がベター。(お酒好きの方には拷問ですかね?笑)ケーキや和菓子、果物が好きな方は、空腹時は避け(ここ重要!)食後に摂るとAGEの被害が最小に抑えられるかも⁉
2.朝食をぬかない
朝食を抜くと、午前中は血糖値がと~っても低くなるため、昼食後に血糖値が急激に上がり、大量のAGEが発生⚠朝食ぬきは糖化が進むだけでなく、便秘、低体温、集中力低下を招きやすくなるので注意したいですね。私は朝食に、卵2個、酵素玄米、ヘンププロテインをいただいておいます。
3.異性化糖にご注意⚠
異性化糖(ブドウ糖果糖液、果糖ブドウ糖液糖、コーンシロップ)の糖化リスクは、なんと砂糖の10倍以上!異性化糖は、砂糖より安いため、清涼飲料水、アイスクリーム、スポーツドリンク、シリアル、ゼリー、缶チューハイ、ノンアルコールビール、発泡酒、ドレッシング、焼き肉のたれなどに、た~っぷり混入されています💦摂り続けると、知らないうちに糖化を大きく促進するリスクがありますのでご注意ください⚠
4.私が糖化予防のために普段から口にしないもの
お酒、ノンアルコールドリンク(甘いし、添加物が多いので飲むのを止めました!)、果物、ジュース、スポーツドリンク、砂糖、デザート(洋菓子、和菓子)お節料理、揚げ物、白いご飯、白いパン、市販のドレッシング、加工肉(ベーコン、ハム)、スナック菓子(ポテトチップス)、コーヒー
自宅では、砂糖の代わりに「みりん」を使用。ちなみに、おやつはヘンププロテイン、素焼きのナッツ、ゆで卵になります。外出先での乾杯は、もっぱら炭酸水♬(安上りです。笑)デザートは可能な場合は、チーズに変更して頂いています。無理な場合は、人にあげています。(笑)外食のときは、なるべく上記のものが含まれていないものをチョイスしています。
5.電子レンジは使わない、買わない
我が家には電子レンジがありません。何故なら、電子レンジの高温マイクロ波で加熱すると大量のAGEが発生するからです💦💦レンチン、焼く、揚げるなど高温で調理した食品には大量のAGEが発生するので、なるべく「蒸す、煮る、低温調理」などに切り替えましょう。
6.お箸を置いたらすぐ靴を履こう
食後30分以内に、15分程度歩くだけで、血糖値を下げてくれますので、立派なAGE予防対策になります。天候のわるいときは、ウォーキングの代わりにスクワットを30回やると同等の効果が得られるそうですよ♪
7.レモン、酢を上手に活用しよう
レモンやお酢などのクエン酸は、なんと糖の吸収を50%抑えてくれるそうですよ。マリネや揚げ物にレモンを絞ったり、ジンにライムが添えられているのは理にかなっているんですね!
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。今まで色黒、シミ、肝斑、くすみに悩み、1年中、徹底した紫外線ケアをし、エステ、肝斑レーザー、スキンケアに励んできましたが、いっこうに求めていた結果が現れず、苦しんできましたが💦お酒、果物断ち(ちなみに揚げ物、砂糖はもともと摂っていません。)してから、あれよあれよと白くなり、自分でも驚いています。日焼けではなく、内側から焼けていたことに気づかされました。
どんなに有効な健康法や美容法をやっても、なかなか結果が出ない人、すぐに結果を出す人がいます。もしかしたらこの違いは、AGEにあるのかもしれません。このコラムが少しでもお役に立てましたら幸いです♡さあ、皆さんも一緒に糖化ケア始めてみませんか?
«前へ「鎮痛剤、湿布、薬を服用しても不調や病気が改善されない理由」 | 「警報!首コリ、口ゴボ(出っ歯)だけでない!あらゆる不調を招く口呼吸の危険性!」次へ»