「がんばって運動しても痩せない」「カロリーを気にしているのに痩せない」「ダイエットしても全然痩せない」なんてお悩みの人に共通していることは、「睡眠不足」です。
なぜ睡眠不足になると、太りやすくなってしまうのでしょうか?
【目次】
1.痩せるためには、どれくらい睡眠をとるべき?
2.驚愕の事実!寝ないだけでこんなに太りやすくなる!
3.「睡眠不足になると太る」5つの理由
4.まとめ
1.痩せるためには、どれくらい睡眠をとるべき?
個人差はありますが、痩せるためには
・7~8時間がもっとも痩せやすい
・6時間以下で太りやすくなる
・3時間以下でもっとも太りやすくなる
このような研究データがあります。
2.驚愕の事実!寝ないだけでこんなに太りやすくなる!
サンディエゴ大学の調査では「短時間睡眠のひとは肥満度をあらわすBMI値が高い」というデータを発表しました。スタンフォード大学、名古屋大学、上海の交通大学でも、同様の研究結果がでています。
上の表でもわかるように「3時間未満の睡眠時間」のグループのBMI値がもっとも高くなっています。逆に9時間以上でも太りやすくなることが研究で明らかになりました。(参考文献:スタンフォード式 最高の睡眠)
3.「睡眠不足になると太る」5つの理由
①眠らないだけで、血糖値が上がりやすく「インスリン」が増え、脂肪がつきやすくなる。
②眠らないだけで、食欲を抑えるホルモン「レプチン」が出ず太ってしまう。
③眠らないだけで、食欲がとまらなくなるホルモン「グレリン」が出るため太ってしまう。
④眠らないだけで、ストレスホルモンである「コルチゾール」が増え、お腹まわりに脂肪が
つきやすくなる。
⑤眠らないだけで、交感神経の緊張がつづくため、不眠症、うつ病、不安障害、過食症、アルコール依存症、薬物依存症の発症率が高くなる。
4.まとめ
夜更けまで起きていると、無性にお腹がすいたり、食欲がおさえきれずつい食べ過ぎてしまう理由がお分かりになったと思います。
睡眠時間は短すぎても長すぎても、太りやすくなります。
睡眠に問題をかかえている方は、コチラの記事も読んでみてください。「不眠症のパターンは3つある。不眠の原因と対処法について」
鍼灸は、WHO(世界保健機関)でも「不眠、自律神経失調症」に効果があることを認めています。当サロンでも平均3か月ほどで、体重が3~6㎏ほど落ちていますので、「眠れない方」「痩せにくい方」は一度ご相談ください。
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